<< 東ベルリンから来た女。 | main | 所有しようとして、支配されている。 >>
| 日々 |

星の王子様の言葉。

ずっと考えてきたことの一つに
どうして趣味が合う人と気が合わず、趣味が異なる
人と話すと楽しいのか、という問題。

たとえば、作家さんと知り合うときに、作品を見て
大好きになり「お友達になりたいな」って思うことや
見た目(洋服含む)が好みでも、実際に話してみると
なんだか会話がかみ合わない。

逆に「うーん。この作品、あまり興味ないな」と
思うものを作る人とか、「できれば表参道とか一緒
に歩きたくない…」と思うような人と盛り上がる。(笑)

もちろんすべての友人、知人に当てはまるわけでも
なく上手い具合にどっちもバランスよく揃っていて、
楽しめることもある。趣味も合わない、話も合わない
という人はそもそも、最初から友達にはならない。

だけど、こんなに趣味が、好きなモノが合うのに
お友達になれない、話がつまらないのはナゼ???
もったいない!!と思う。

そういう時は、たいていお互いが「ココロで会話して
いないから」ということ。相手だけが悪いのではない。
いろんな事情で、ココロで会話できなくなってしまうの。

そして視覚情報というのは、あまりにも大きすぎて
それに頼りすぎていたのだ。わたしの目は節穴だな。
わたしが大事にしたいことは、いつも目に見えない。

大事な友達とは
『目に見えない何かで繋がっている』と強く思える。
だから洋服が好みでなくても、作る作品が理解
できなくても、その人に依存しなくていいのだ。

気も合わないのに、一緒にいようと努力したり同じ
グループにカテゴリされたいと思うこと事態が
バカバカしい話だ。だって合わないのだもの。
それに仕事が絡んできたものだから、余計に
解らなくなっていた。

そういえば星の王子さまでキツネが
『大事なことは目に見えないのだよ』と言う。

高校生のときは、この言葉が字面だけで気に
いっていたけれど、所詮「キレイ事でしょ」と内心
は思っていました。あれから20年かかったけど、
その言葉の意味がようやく見えかけている気が
します。