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概念しかない。

欧米人には「肩こり」がない、という話は有名
だけど…。先日TVを見ていたら、アメリカ
からやってきた歌手が『日本に住み始めてから
「肩がこる」ようになったんです』なんて言ってた。
そんなアホな!と思って考える。

「肩こり」にあたる英語が「have a stiff neck」と
いうから「肩こり」ではないのはわかる。日本人
が「肩」と言っている場所が彼らには「首」らしい。

しかし、日本人も夏目漱石が「肩こり」という表現
をするようになってから「肩こり」という症状を
どんどん、訴えるようになったらしい。

つまり言葉として、その概念を意識したとたん
「肩の筋肉が硬くなる症状に気が付いた」と
いうこと。たぶん上記のアメリカ人歌手も
そういうことなんじゃないだろうか。

そう考えると、身体的なこと以外にも、ふだんから
自分がいかに「言葉」という概念に囚われている!
救われている!ということに愕然とする。

そういう、ものすごく「あたりまえ」なことほど、
ずぐに忘れちゃうんだよなぁ。否、忘れてるんじゃ
なくて、過保護すぎるのか!?